USB Boot

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 導入にあたって

  •  かつて、日本での作業環境を容易に海外出張時或いは、旅行時に使いたいと思った事が
    あります。

    勿論ノートパソコンを持参すれば事足りるのですが、そこまでの必要性は感じないが、海外のネットカフェでウェブブラウジングやメールを日本語で使いたいと思っていました。

    実際、非常にあやふやですが5~8年位前だと思いますが、USBメモリに20種類位のフリー
    ソフトを入れ「PStart」を使って起動出来るようにしたものを作成して何回か使った覚えが
    あります。

    その時、使っていたメールソフトが、「Sylpheed」でした。

    これは、当時の知識では、海外で日本語でメール出来るものとばかり思っていたのですが、
    実際に東南アジアのある国に行ったとき、現地のネットカフェでUSBメモリを利用して「Sylpheed」を立ち上げたのですが、英語での表示となってしまい、思い描いた日本語で
    使う事は断念せざるを得ませんでした。

    勿論、英語でのメールは可能でしたが・・・。
    日本語フォントの関係がやはり上手くいかなかったようです。



 Linux の勉強を兼ねたfit-PC2でのサーバー構築を初めて

 色々と調べて見ると

  •  現在、構築中のサーバーは、入れ直し3回目である程度の所まできていますが、この先
    進めるに当たって現時点でのバックアップを行うつもりで、ネット通販でUSB接続タイプの
    HDDを発注中で現在待ちの状態です。

    そこでかつての時代を思い出し、USBブート環境をLinuxで構築しようと色々調べて見ると、
    当時思い描いていた事が現在ならLinuxを利用して可能なような気がしてきたのです。

    そこでこのページでは、現在手元にあるUSBメモリの一つを利用して構築した事を書く
    ことにします。

    当然の事ながら、構築に当たって、日本や海外の幾つかのサイトから情報を集め、
    且つ参考にさせて頂きました。

    詳しいサイト情報(沢山ありすぎて)は書きませんが、情報を載せて下さっている
    サイト管理者様方にこの場を借りてお礼を申し上げます。
    有り難うございました。

 使用したUSBメモリのスペック

  •  SKYDRVx2 16GB(今回の構築後で約7.2GBのスペースが余っています。)

 USB Boot環境の構築

 必要なソフト


  •  YUMI – Multiboot USB Creator (Windows)
  •  PDL Casper-RW Creator – Make a persistent file from Windows
  • USBメモリから起動したいLinuxプログラム。
    •  YUMI – Multiboot USB Creator をWindows から起動させて、左側のリストから
      必要なプログラムを探す。
      その後そのプログラムデータをネット検索等を利用して事前に入手しておく。

      もうお判りかと思いますが、
      USBメモリを利用したマルチブート環境を作るということです。



      Multiboot USB Creatorの画面
  •  私は、「Ubuntu10.10」と「BackTrack5」と「Clonezilla Live」と「gparted-live」と「EASEUS_Disk_Copy」を入れるつもりで
    調べました。

    BackTrack5のダウンロード設定
  •  BackTrack5のダウンロードサイトでは、
    「KDE」タイプと
    「GNOME」タイプが
    選択出来ますのでお好きな方を・・



 USBメモリへのインストール

  •  YUMI – Multiboot USB Creator をWindows から起動させ、左側のリストから必要なプログラムを選択する。
    下方右側に表示された「Browse」ボタンを押し、上記でダウンロード保存した該当データを
    選択して「Create」ボタンを押す。



    イメージデータをUSBメモリへコピーしているところ
    1.  必要なプログラムを「Multiboot USB Creator」を使って一つずつUSBメモリへコピーしていく。
      画面ではBackTrack5の「KDE」タイプをコピー中。



 「casper-rw」の作成

  •  YUMI – Multiboot USB Creator を使ってUSBメモリへインストールしたLinuxプログラムは、ブート可能なイメージファイルな為に、USB起動後に編集したデータ類は終了時点で全て
    消えてしまいます。

    そこで、編集後のデータを保持するために専用の入れ物「casper-rw」を「PDL-Casper-RW-Creator」を使って作成するのです。

    因みに、私の場合は、Ubuntu 用に約3GB、BackTrack5用に約2GB作成しました。
    実際は、こんなに必要ないと思われますが、

    では必要容量は?

    と聞かれても分かりませんので、使用したUSBメモリの容量が大きかったので単純に
    この値に決めました。

    但し、同じファイル名を同じ所にWindowsでは作成出来ませんので、BATファイルを作って Ubuntu用とBackTrack5用をWindows環境で容易に切り替え出来るようにしています。



    「casper-rw」の作成の作成画面
    1.  データの書き込み領域である「casper-rw」の
      構築画面

      構築したUSBメモリのルート部分
    2.  構築したUSBメモリのルート部分


      「for_Ubuntu.bat」の中身:

         rename casper-rw casper-rw_forBT5
         rename casper-rw_forUBT casper-rw
      }}



      「for_BackTrack5.bat」の中身:

         rename casper-rw casper-rw_forUBT
         rename casper-rw_forBT5 casper-rw
      }}


       「casper-rw」を利用するために

      •  起動部分がどうなっているのか調べるために、作成したUSBメモリの「multiboot」
        フォルダの「syslinux.cfg」を見ます。
        一番下に次のように書かれています。

              ・
              ・
           label Linux Distributions
           menu label Linux Distributions ->
           MENU INDENT 1
           kernel vesamenu.c32
           APPEND /multiboot/menu/linux.cfg
        }}

        これによると、「/multiboot/menu/linux.cfg」と記述があるので、そのファイルを見ます。

              ・
              ・
           label Ubuntu 10.10
           menu label Ubuntu 10.10
           MENU INDENT 1
           kernel vesamenu.c32
           APPEND /multiboot/menu/ubuntu1010.cfg
        }}

        たらい回しのようですが再び、「/multiboot/menu/ubuntu1010.cfg」と記述があるので、
        そのファイルを見ます。

              ・
              ・
        label live
         menu label ^Run Ubuntu from this USB
         kernel /multiboot/ubuntu/casper/vmlinuz
         append cdrom-detect/try-usb=true noprompt boot=casper floppy.allowed_drive_mask=0 ignore_uuid live-media-path=/multiboot/ubuntu/casper/ initrd=/multiboot/ubuntu/casper/initrd.lz splash --
        label live-install
         menu label ^Install Ubuntu to a Hard Disk
         kernel /multiboot/ubuntu/casper/vmlinuz
         append cdrom-detect/try-usb=true noprompt boot=casper floppy.allowed_drive_mask=0 ignore_uuid live-media-path=/multiboot/ubuntu/casper/ file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed only-ubiquity initrd=/multiboot/ubuntu/casper/initrd.lz splash --


 日本語化作業

  •  Ubuntu10.10
      USBからUbuntu10.10を起動してみると、完全な英語画面です。


    立ち上げたGUI画面で行った事は、端末から

      & sudo apt-get install software-center
    }}



    「System」→「Administration」→「Synaptic Package Manager」でLanguageで検索
    主なものをクリックして選択「Apply」でインストールする。

    「language-support-ja」を選択したところ
    1.  画面では「language-support-ja」選択していますが、
      他に「language-pack-ja」「language-pack-gnome-ja」を
      選択しました。

      上の三種類のlanguage・・・をインストール中
    2.  上の三種類のlanguage・・・をインストール中の画面


      「System」→「Preferences」→「Keyboard」でキーボードの設定画面をだす。

      「Layouts」タブの「Add」をクリックして
      「By Country」タブの
      Country:を「Japan」、
      Variants:を「Japan」と「Japan OADG 109A」。

      「By language」タブの
      Language:を「Japanese」、
      Variants:を「Japan」と「Japan OADG 109A」として「Add」。

      又、関係のない「USA」は削除した。
      その後、次のコマンドで locale を修正

        $ sudo gedit /etc/default/locale
      }}

        LANG="en_US.UTF-8" → LANG="ja_JP.UTF-8"に修正する。 


      又、次のコマンドで console-setup を修正

        $ sudo gedit /etc/default/console-setup
      }}

        XKBMODEL="pc105" → XKBMODEL="jp106"に修正する。
        XKBLAYOUT="us" → XKBLAYOUT="jp"に修正する。


      次のコマンドでタイムゾーンを日本時間に設定する

        $ sudo su
        # echo Asia/Tokyo > /etc/timezone
        # dpkg-reconfigure tzdata
      }}

      起動した画面で「Asia」→「Tokyo」と選択する。

        # cat /etc/timezone
      }}

      出力が
      Asia/Tokyo
      であることを確認

      再起動後、日本語メニューに変わっている事を確認
      1.  再起動後、日本語メニューに変わっている事を確認。Firefoxも日本語化されています。

      2.  日本語入力対応の確認
        「システム」→「設定」→「キーボード・インプットメソッド」の「一般」タブで「Zenkaku_Hankaku」のみ残して他を削除。
        「インプットメソッド」タブで「日本語-Anthy」になっていることを確認して閉じる。

      3.  システムをアップグレードしてみる
        下記を実行してダメ元でアップグレードをする。
        但し、読み込んだ後で、USBメモリに書き込んでいるようにアクセスしますので
        終了まで相当の時間がかかります。

          $ sudo apt-get update
          $ sudo apt-get upgrade



認証コード(2608)













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}}